WELLBEING MAGAZINE

【ICF水準!】コーチングのおすすめ資格取得スクール13選!種類・費用、選び方を紹介

記事掲載日:2025年10月22日 
最終更新日:2025年10月22日

目次

コーチング資格は取得しなくても活動できますが、取得しておくと体系的なスキル習得・クライアントからの信頼獲得・キャリアアップに大きく役立ちます。

一方でたとえ資格を取得しても、知名度や公的な認知・信頼性が低い資格では市場での評価や信頼につながりにくいのが現状です。

本記事では、ICF(国際コーチング連盟)が定める国際基準を満たした資格を中心に、国内外のおすすめのコーチング資格と資格を取得できるスクールを紹介します。コーチとして次のステップへ進むための参考にぜひ最後までご覧ください。

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コーチング資格は大きく分けて2種類!

コーチングとは、相手の目標達成を支援するコミュニケーション手法です。そして、コーチング資格はコーチングを専門的に学び、相手の成長を支援する一定のスキル保有を証明するものです。

日本ではコーチングの国家資格は存在せず、主に民間団体や国際団体が資格を発行しています。コーチング資格は、大きく分けて以下の2種類です。

【コーチング資格の主な種類】

国際資格 ・代表的なのは国際コーチング連盟(ICF)が認定する資格(ACC、PCC、MCC)
・世界標準とされ、外資系や国際的な舞台で通用する
国内の主要団体が認定する資格 ・日本コーチ協会や生涯学習開発財団など、国内団体が発行する資格
・国内での認知度は高く、企業研修やキャリア支援で評価されやすい

参考:コーチング資格の詳細 | 一般社団法人日本コーチ連盟

このほかスクール独自の修了証や資格も多く存在しますが、知名度や認定団体の信頼性によって価値は変わります。

国際的な舞台で活躍したい方のために、主要国際団体であるICFに加え、ヨーロッパのEMCCやアメリカのCCEといった団体の資格の種類、取得費用、難易度を比較・解説しています。以下の記事も併せてご覧ください。

コーチとしての成長を促す!国際的な資格取得ガイド

今回の記事では、コーチとしての成長を促すために役立つ国際的な資格や国内スクールについてご紹介しています。これらの資格を取得することでスキル向上や良いクライアント体験につながるでしょう。

記事掲載日:2023年5月10日

コーチング資格は、ICF(国際コーチング連盟)などの国際基準が広く参照されており、スキルの証明や信頼性の担保として位置づけられます。

国際コーチング連盟(ICF)は、コーチングのスキルとプロフェッショナリズムを段階的に評価する資格制度を設けています。

【ICF認定資格のLevel】

Level1認定 ・少なくとも60時間以上(最大124時間)の学習時間を提供するプログラム
・ このプログラムを修了し、認定要件を満たすとアソシエイト認定コーチ(ACC)の資格取得を申請できる
Level2認定 ・少なくとも125時間以上(最大175時間)の学習時間を提供するプログラム
・このプログラムを修了し、認定要件を満たすとプロフェッショナル認定コーチ(PCC)の資格取得を申請できる
Level3認定 ・ 200時間以上の学習時間を提供するプログラム
・このプログラムを修了し、認定要件を満たすとマスター認定コーチ(MCC)の資格取得を申請できる

ICFの資格制度は、学習時間と実務経験に応じて段階的にステップアップできる仕組みになっており、プロコーチとしての成長を体系的に支援しています。

>>>おすすめの資格取得スクールを今すぐ知りたい方はこちら<<<

次章では、コーチング資格を取ることで得られる3つの主なメリットを紹介します。

コーチング資格を取るべき3つのメリット

コーチング資格を取るべきメリットは、大きく下記の3つです。

  1. 体系的にスキルを学べる
  2. クライアントからの信頼を得やすい
  3. 活動の場が拡大する

資格を取得することで、独学では身につけにくい理論を体系的に学べたり、初対面のクライアントからも信頼を得やすくなったりします。さらに、企業内や独立など活動の場が大きく広がるケースもあるので、チェックしてみてください。

メリット1.体系的にスキルを学べる

独学では身につきにくい、コーチングの理論や実践的なスキルを体系的に学べる点がメリットの一つです。

例えば、国際コーチング連盟(ICF)の認定資格は、コーチが体系的な理論やメソッドを身につけている証明となります。

コーチング研究所がおこなった調査では、ICFの資格を持つコーチングを受けたクライアントは、資格を持たないコーチングに比べて目標達成度や満足度において高い評価を与えている点が明らかになりました。このことから、資格取得を通じたスキルの向上が実際のコーチングの品質に直結している状況を示しているといえます。

質の高いコーチングを提供するための土台をしっかりと築くためには、プロの指導を受けて学ぶのが望ましいです。

メリット2.クライアントからの信頼を得やすい

特定の団体から認定された資格を持つことで、「このコーチは一定レベルのスキルと知識を持っている」とクライアントに安心感を与え、信頼を得やすくなる点もメリットです。

例えば国際的な認知度が高い資格や、歴史と実績のある国内団体の資格は、コーチの専門性と信頼性をアピールする武器となり、他のコーチとの差別化にもつながります。なかでもコーチングを初めて受ける人や、実績のない初期の段階では、資格が信頼の証です。

実績や資格が豊富なほど高い価格設定もクライアントに納得してもらいやすく、スキルの裏付けとして費用面でも優位になる点がメリットです。

メリット3.活動の場が拡大する

資格を保有すると、企業内コーチとしてのキャリアパスが開けたり、独立してプロコーチとして活動する際に、より多くのクライアントを獲得しやすくなります。

特定の分野に特化した資格(ビジネスコーチ、キャリアコーチなど)を取得すれば、その分野での専門家として活躍の場を広げることも可能です。

さらにコーチングスキル自体は幅広い領域で応用できるため、管理職、人材育成担当者、教育者など、さまざまな職種で役立ち、現在の仕事でのキャリアアップにもつながります。

活動の場が広がり、クライアントが増えてくると顧客管理が課題です。クライアント一人ひとりの情報を丁寧に管理し、より質の高いコーチングを提供するためには、効率化が欠かせません。

そこで役立つのが、クライアント管理を一元化できる日本初のコーチングCRM「MetaMentor CRM」です。

MetaMentor CRMを活用すれば、顧客の基本情報やセッション記録などすべてのデータを1箇所に集約できるため、必要な情報にすぐにアクセスできます。情報管理に充てていて空いた時間を、さらなるスキルアップや集客活動に充てることも可能です。

活動の拡大にともなう顧客管理の課題を解決し、コーチング事業を次のステップに進めたい方は、ぜひ以下から詳細をご確認ください。

コーチング資格取得のスクールを選ぶ4つのポイント

コーチング資格を選ぶ際のポイントは、下記のとおりです。

【コーチング資格を取得するスクール選びのポイント】

ポイント 詳細
費用 ・数万円から数百万円と幅が広い
・高額な資格が必ずしも自分に最適とは限らない
・プログラム内容と費用が見合っているか、予算に合っているかを確認する
取得までの期間・難易度 ・プロ志向なら長期型、スキル習得重視なら短期型も可
・自分のライフスタイル・学習時間に合うかを確認
学習スタイル(オンライン・対面) ・自分の学びやすさを重視
・実践練習やコミュニティ性を求めるなら対面
・柔軟さを求めるならオンライン
学べる内容が目的に合っているか ・自分が目指す分野を扱っているかを確認
(ビジネス・組織開発・ライフコーチングなど)
・認定団体の公的性・ICF認定の有無・卒業後のサポート体制をチェック
・説明会や体験講座で「自分の課題に合った学びが得られそうか」を確認

スクール選びでは、費用や受講期間だけでなく、「自分がどのようなコーチを目指したいのか」を明確にすることが大切です。

次章からは総合的なプロコーチ、自己理解やウェルビーイング支援を重視するライフコーチ、チームやリーダーの成長を支援する組織開発など、目的別におすすめの資格・スクールを詳しくご紹介します。

総合的なプロコーチを目指したい人は国際コーチング連盟(ICF)認定資格がおすすめ

出典:国際コーチング連盟(ICF)

総合的なプロコーチを目指したい人は国際コーチング連盟(ICF)認定資格(ACC/PCC/MCC)がおすすめです。

国際コーチング連盟(ICF)は、1995年に設立された世界最大規模の非営利コーチング団体です。158以上の国と地域に60,000人以上の会員を擁し、コーチング業界における専門性と倫理の基準を確立しています。なお、ICF自体はコーチングスクールではなく、資格の基準を策定し、認定・発行をおこなう団体です。

世界最大規模のコーチ団体による認定で、段階的にスキルを証明でき、国際的な活動にも通用する資格が取得できます。

個人向け認定資格に存在するのは、経験とスキルに応じた以下の3つのレベルです。

・ACC(アソシエイト・サーティファイド・コーチ)
ICF認定資格の入門レベル。プロフェッショナルコーチとしての基本的なスキルを証明する資格であり、多くのコーチがキャリアの出発点として取得を目指す
・PCC(プロフェッショナル・サーティファイド・コーチ)
中級レベルに位置づけられ、より深いコーチングスキルと豊富な実践経験が求められる
・MCC(マスター・サーティファイド・コーチ)
ICF認定資格の最高峰。最高度のスキルと深い洞察力を持つ熟練コーチの証

【国際コーチング連盟(ICF)認定資格(ACC/PCC/MCC)の取得要件】

区分 ACC PCC MCC
トレーニング時間 60時間以上 125時間以上 200時間以上
コーチング実績(通算) 100時間以上(うち有償75時間以上) 500時間以上(うち有償450時間以上) 2,500時間以上(うち有償2,250時間以上)
メンターコーチング PCCまたはMCCから計10時間 PCCまたはMCCから計10時間 MCCから計10時間
実技評価(提出物) セッション録音+スクリプトを1回分提出。ICF審査員が評価 セッション録音+スクリプトを2回分提出。ICF審査員が評価 セッション録音+スクリプトを2回分提出。ICF審査員が評価
筆記試験 ICF実施のCBT(コンピュータ試験)に合格 同左 同左
その他 PCC保有が前提

参考:国際コーチング連盟(ICF)認定資格の取得にご関心のある方へ|CTI JAPAN

次章からは、ICFが求める資格取得水準を満たしたスクールに絞って、目的別に紹介します。

※本記事の内容は2025年9月時点の情報です。

手頃な価格でコーチングを学び始めたい人におすすめの資格取得スクール3選

ICF(国際コーチング連盟)の教育プログラムは、現在Level 1〜3という新体系に移行しており、最新の認定方式に対応しているスクールはコーチングプログラムを適宜アップデートしている団体といえます。

参考:ICF認定資格|国際コーチング連盟(ICF)

まずは費用を抑えつつも、ICF認定プログラム(Level 1)に対応したカリキュラムで、国際基準のコーチングスキルを身につけられるスクールを集めました。

  1. 銀座コーチングスクール(GCS)
  2. CAM Japan
  3. コーチングプラットフォーム

コーチングを始める際の、最初の一歩としておすすめです。

資格1.銀座コーチングスクール(GCS)

出典:銀座コーチングスクール

銀座コーチングスクール(GCS)は対話を通じた実践重視の学習が特徴の老舗スクールであり、手頃な価格設定も強みの一つです。全国に46の複数拠点を持ち、コーチングセッションの練習相手を簡単に見つけられる仕組みを整備するなど、学習のしやすさを提供しています。

【概要】

取得できる資格 ・GCS認定コーチ(スクール独自資格)
・ACC(アソシエイト・サーティファイド・コーチ)の申請要件の一部を満たす
※ICF資格の正式な取得には、ICFへの申請が必要
費用 ・レギュラークラス:231,900円(税込)〜
・国際資格取得コース(ICFレベル1):609,400円(税込)
期間目安 レギュラークラス:約40時間/国際資格取得クラス:約74時間
ICFのレベル Level1
学習スタイル オンライン・対面併用
おすすめの人 ・コーチングを基礎から体系的に学びたい初心者
・全国の拠点を利用して対面での実践練習を積みたい人

銀座コーチングスクール(GCS)は、全国拠点と実践機会の多さを活かし、初心者でもICF申請に必要な基礎条件を段階的に満たしやすいのが強みです。

公式サイト:銀座コーチングスクール

資格2.CAM Japan

出典:CAM Japan

CAM Japanは、コーチングを仕事や生活に活かしたい方を対象に、実践的かつ手頃な価格設定を提供しています。

週1の定期受講×実践重視で継続しやすいプログラム構成になっており、ICF Level 1対応ながら、比較的費用が抑えられている点が特徴です。

【概要】

取得できる資格 ・ACC(アソシエイト・サーティファイド・コーチ)の申請要件の一部を満たす
※ICF資格の正式な取得には、ICFへの申請が必要
費用 ・CCAPコース:308,000円(税込)
・ICF資格取得コース:498,000円(税込)
期間目安 約6〜8ヵ月(週1受講ペース)
ICFのレベル Level1
学習スタイル オンライン中心
おすすめの人 ・学びやすいペースでICF資格を目指したい人
・週1回の定期型で無理なく学習を進めたい人

CAM Japanは、週1ペース×実践重視で学びやすく、費用対効果を重視してICF申請の土台づくりをしたい人に向いています。

公式サイト:CAM Japan

資格3.コーチングプラットフォーム

出典:コーチングプラットフォーム

コーチングプラットフォームは、コーチングスキルの学びと並行して、ファウンデーション(自己基盤)を整えられる独自プログラムを提供しています。

ベーシックコースが一括40万円台からと、比較的安価にICF認定コース(Level 1・2)の学習をスタートできる点が特徴です。

【概要】

取得できる資格 ・ACC(アソシエイト・サーティファイド・コーチ)
・PCC(プロフェッショナル・サーティファイド・コーチ)
上記の申請要件の一部を満たす
※ICF資格の正式な取得には、ICFへの申請が必要
費用 ・ベーシックコース:448,305円(税込)
・ACCコース:220,000円(税込)
・PCCコース:275,000円(税込)
期間目安 ベーシック:約98時間/アドバンス:約49時間
ICFのレベル Level1・2
学習スタイル オンライン・対面
おすすめの人 ・自己理解から実践スキルまで体系的に学びたい人。
・初めてでもプロ資格まで見据えたい人

コーチングプラットフォームは、自己基盤の強化とICF Level 1・2対応を並走でき、プロ資格まで見据えた入口としてバランスが良いスクールです。

公式サイト:コーチングプラットフォーム

自己探求・ウェルビーイング重視のライフコーチを目指す人におすすめの資格取得スクール4選

本章では、自己探究・ウェルビーイングを重視するライフコーチングを目指す方におすすめの資格取得スクールを4つ紹介します。

  1. CTI JAPAN
  2. ラッセル ウェルビーイング コーチング カレッジ
  3. MBCC®
  4. ライフコーチワールド

クライアントの生き方や幸福度に深く関わるテーマを重視したプログラムが揃っています。人間性を深く探求し、クライアントの人生に寄り添うコーチになりたい方におすすめです。

資格1.CTI JAPAN

出典:CTI JAPAN

CTI JAPANは、「Co-Active®コーチング」という独自の哲学に基づき、コーチとクライアントの協働関係を重視しています。

コーチングを単なるスキルではなく生き方としてとらえ、個人の内面的変容を促すことを目指すプログラムが、深い人間関係の構築やリーダーシップ開発に興味を持つ個人を惹きつけているスクールです。

【概要】

取得できる資格 CPCC®(Certified Professional Co-Active® Coach)
(追加トレーニングや実技審査なしでICFの資格を取得することが可能)
費用 ・基礎コース:143,000円(税込)
・応用コース:902,000円(税込)
・上級コース:880,000円(税込)
基礎+応用+上級セット:1,632,400円(税込)
期間目安 基礎コース:2.5日間/応用コース:3日間/上級コース:6か月
ICFのレベル Level2
学習スタイル オンライン・対面
おすすめの人 ・個人の内面変容を支援したいコーチ
・人間理解を深めたい教育者や人事担当者

CTI JAPANでは、世界40ヵ国以上で展開しており、日本支部であるCTI JAPANもICFの認定を受けた教育機関として、国際的な基準に沿ったプログラムを提供しています。

公式サイト:CTI JAPAN

資格2.ラッセル ウェルビーイング コーチング カレッジ

出典:ラッセル ウェルビーイング コーチング カレッジ

ラッセル ウェルビーイング コーチング カレッジは、「ウェルビーイング」を冠する日本唯一のICF認定講座です。

幸福学・ポジティブ心理学・対人支援理論を統合した体系的プログラムで、ウェルビーイングな在り方を探求し、個人の幸福度と支援力を高めます。

【概要】

取得できる資格 ・ACC:アソシエイト・サーティファイド・コーチ
・PCC:プロフェッショナル・サーティファイド・コーチ
上記の申請要件の一部を満たす
※ICF資格の正式な取得には、ICFへの申請が必要
・RPWC資格試験(スクール独自の認定資格)
費用 ・ベーシッククラス:389,000円(税込)
・アドバンスクラス:409,000円(税込)
・ベーシック+アドバンス:748,000円(税込)
・プロフェッショナルクラス:187,000円(税込)
期間目安 ベーシッククラス:4ヵ月/アドバンスクラス:4ヵ月
ICFのレベル Level1・2
学習スタイル オンライン
おすすめの人 ・ウェルビーイングを軸にコーチングを実践したい人
・心理学的アプローチに関心のあるライフコーチ

ラッセル ウェルビーイング コーチング カレッジは、ウェルビーイング×心理学を軸に、長期的な支援力を高めたいライフコーチ志向の方に適しています。

公式サイト:ラッセル ウェルビーイング コーチング カレッジ

資格3.MBCC®

出典:MBCC®

MBCC®では、マインドフルネスとコーチングを融合した「マインドフルコーチング®」を体系的に学べます。「AIではなくあなたに話したい」と言われる、人間的な存在を目指すカリキュラムで、自己基盤を整えながら、クライアントとの関係性を深める実践型プログラムです。

【概要】

取得できる資格 ・ACC:アソシエイト・サーティファイド・コーチ
・PCC:プロフェッショナル・サーティファイド・コーチ
上記の申請要件の一部を満たす
※ICF資格の正式な取得には、ICFへの申請が必要
費用 ・入門コース:220,000円(税込)
・基礎コース:387,200円(税込)
・応用コース:493,350円(税込)
期間目安 入門:20時間/基礎:46時間/応用:74.5時間
ICFのレベル Level1・2
学習スタイル オンライン
おすすめの人 ・マインドフルネスや心理学に関心のあるコーチ
・人の内面に寄り添う対話スキルを磨きたい人

MBCC®では、マインドフルネスを軸に、自己基盤を整えながら、クライアントの内面に深く寄り添う人間的な対話スキルを習得できます。

公式サイト:MBCC®

資格4.ライフコーチワールド

出典:ライフコーチワールド

ライフコーチワールドは、「一人ひとりの生きるスタンダードを更新する」を理念に掲げる、ウェルビーイング重視のコーチングスクールです。

自己理解・他者理解・対話力を統合し、内面変化を実社会の行動へつなげる実践的プログラムが特徴です。ICFコア・コンピテンシーを基盤に、心理学やリーダーシップ開発の要素を取り入れたカリキュラムを提供しています。

【概要】

取得できる資格 LCW 認定ライフコーチ資格
(ICF レベル1 認定資格をサポートするプログラムの履修が前提)
費用 ・LCWライフコーチトレーニング
→横浜・福岡・札幌校:440,000円
→Zoom校:550,000円
→海外在住者:1,350,000円
期間目安 6ヵ月
ICFのレベル Level1
学習スタイル オンライン・対面
おすすめの人 ・自己理解・人生テーマに深く関わりたい人。
・ライフコーチングを日本語環境で学びたい初心者〜中級者

ライフコーチワールドでの学びは、日本語環境でライフコーチングを体系化しつつ、ICF申請に必要な学習の土台を着実に整えられます。

公式サイト:ライフコーチワールド

組織開発・リーダーシップ支援に強いコーチを目指す人におすすめの資格取得スクール3選

次に、組織開発・リーダーシップ支援に強いコーチを目指す人におすすめの資格取得スクールを3つ紹介します。

  1. コーチ・エィ アカデミア
  2. CBLコーチング経営アカデミー
  3. ホールシステムコーチング®

組織の成長に貢献するハイレベルなコーチングスキルを身につけたい方におすすめのスクールです。事業領域に合わせた専門性を磨きましょう。

資格1.コーチ・エィ アカデミア

出典:コーチ・エィ アカデミア

コーチ・エィ アカデミアは、日本で初めて日本語のコーチ・トレーニング・プログラムとしてICFに認定された長い歴史を持つスクールです。

プレミアムコースは、組織やチームにコーチングを活用する「コーチングマネジメント」に特化した、理論的かつ体系的なカリキュラムが特徴です。

【概要】

取得できる資格 ・ACC(アソシエイト・サーティファイド・コーチ)
・PCC(プロフェッショナル・サーティファイド・コーチ)
上記の申請要件の一部を満たす
※ICF資格の正式な取得には、ICFへの申請が必要
・(一財)生涯学習開発財団認定コーチ
費用 ・リーダー向けコース:1,100,000円(税込)
・プレミアムコース:1,650,000円(税込)
期間目安 入門:20時間/基礎:46時間/応用:74.5時間
ICFのレベル Level2
学習スタイル オンライン中心(1on1コーチング+集合プログラム)
おすすめの人 大企業の管理職、役員、事業開発担当者など、組織変革を推進したいプロフェッショナル

コーチ・エィ アカデミアは、長年の実績と独自のカリキュラムで、組織の変革やリーダーシップ開発に特化したコーチングスキルを身につけたい人におすすめです。

公式サイト:コーチ・エィ アカデミア

資格2.CBLコーチング経営アカデミー

出典:CBLコーチング経営アカデミー

CBLコーチング経営アカデミーは、「エグゼクティブコーチを目指す人のための専用アカデミー」として設立されました。経営者層へのコーチングに特化した知識が学べる点が強みです。

エグゼクティブコーチに求められるコーチング思考・プレゼンス強化・経営&リベラルアーツ教育などが学べる独自のプログラムが用意されています。

【概要】

取得できる資格 ・ACC(アソシエイト・サーティファイド・コーチ)
・PCC(プロフェッショナル・サーティファイド・コーチ)
上記の申請要件の一部を満たす
※ICF資格の正式な取得には、ICFへの申請が必要
・CBL認定コーチ
・JEA認定エグゼクティブ/シニアエグゼクティブ/マスターエグゼクティブコーチ
費用 ・SMEエグゼクティブコーチ養成講座(基礎+応用):1,100,000円(税込)
・シニアエグゼクティブコーチ養成講座:550,000円(税込)
期間目安 基礎+応用:約134時間/シニアコース:約30時間
ICFのレベル Level1・2
学習スタイル 原則オンライン(対面併用あり)
おすすめの人 中小企業経営者や経営幹部など、エグゼクティブ層を対象としたコーチングで活躍したい人

CBLコーチング経営アカデミーでは、経営層向け案件を主戦場にしたい人に特化し、独自資格とICF申請準備を並走できます。

公式サイト:CBLコーチング経営アカデミー

資格3. ホールシステムコーチング®

出典:ホールシステムコーチング®︎

ホールシステムコーチング®は、チームコーチングができるコーチを育成することを掲げており、クライアント個人の成功だけでなく、組織全体の変革を重視しています。

1対1のコーチングとチームへのコーチングを学べるWeメソッド®︎が学べるほか、組織・人材開発の現場で活用しやすい設計です。

【概要】

取得できる資格 ・ACC(アソシエイト・サーティファイド・コーチ)
・PCC(プロフェッショナル・サーティファイド・コーチ)
上記の申請要件の一部を満たす
※ICF資格の正式な取得には、ICFへの申請が必要
・WSC認定プロフェッショナルコーチ
費用 ・プロフェッショナルコース:671,000円(税込)
・アドバンスプロフェッショナルコース:715,000円(税込)
(資格取得を目指さない場合:462,000円(税込))
期間目安 プロフェッショナル:5ヵ月/アドバンスプロフェッショナル:5ヵ月
ICFのレベル Level1・2
学習スタイル オンライン
おすすめの人 組織開発・チームコーチング・マネジメント領域で成果を出したい人

ホールシステムコーチング®︎は、個人の成長に加えて、チームや組織全体の変革を支援する独自の「Weメソッド®︎」を習得し、組織開発の現場で活躍できるコーチを目指したい人におすすめです。

公式サイト:ホールシステムコーチング®︎

専門分野で活躍できるコーチを目指す人におすすめの資格取得スクール2選

本章では、教育や感情知能(EQ)など専門領域での実践を目指す方に向けて、それぞれの分野に強みを持つ2つのスクールを紹介します。

  1. 日本スクールコーチ協会
  2. シックスセカンズジャパン

学びの方向性や対象領域を比較しながら、自分に合う道を見つけてみてください。

資格1.日本スクールコーチ協会

出典:日本スクールコーチ協会

日本スクールコーチ協会は「教育現場にコーチングを導入したい」との想いから設立されたNPOで、受講生の1/3が教育関係者です。

再受講制度や相互コーチング、修了生コミュニティでの交流など、仲間とともに成長を支え合い、実践力を高める仕組みが充実しています。

【概要】

取得できる資格 ACC(アソシエイト・サーティファイド・コーチ)の申請要件の一部を満たす
※ICF資格の正式な取得には、ICFへの申請が必要
費用 コーチ養成講座:594,000円(税込)
期間目安 全12日間(+メンターコーチング全10回/各60分)
ICFのレベル Level1
学習スタイル オンライン中心(再受講・コミュニティ制度あり)
おすすめの人 教育現場や学生支援・子ども向けコーチングなど、社会教育領域での実践を目指す人

日本スクールコーチ協会は、教育現場での実装に直結する実践機会が豊富で、学校領域でのキャリア形成に向いています。

公式サイト:日本スクールコーチ協会

資格2.シックスセカンズジャパン

出典:シックスセカンズジャパン

シックスセカンズジャパンはアメリカが本拠地で、世界最大規模の感情知能(EQ)の開発を専門とする組織です。

感情に問いを立てることで気づきを得るEQベースコーチングを主体としたプログラムを提供しており、日本で唯一ICF認証のEQプログラム(日本語受講可)を展開しています。

【概要】

取得できる資格 EQアセッサー/EQプラクティショナー/EQファシリテータなど
(いずれも国際資格)
費用 ・EQAC(アセッサー):52,800円
・EQPC(プラクティショナー):343,200円
・BPC(ブレインプロファイラー):79,200円
・VSC(VSコンサルタント):277,200円
・CEQF(上級ファシリテータ):350,900円
期間目安 要問い合わせ
ICFのレベル
学習スタイル オンライン
おすすめの人 ・信頼性の高いEQ(感情的知性)検査をコーチングセッションに活用したい人
・感情知能(EQ)・心理的安全性・教育分野などで、対人支援や組織開発にEQ理論を活かしたい人

シックスセカンズジャパンは、EQアセスメントを武器に、感情知能ベースのコーチングを展開したい人に有効です。

公式サイト:シックスセカンズジャパン

上級資格(MCC)取得を目指す人におすすめの資格取得スクール

出典:Coaching Plus One

Coaching Plus Oneは、「MCCになりたい」「MCCレベルのコーチングをできるようになりたい」という上級者のために設立されたスクールです。

ICFが定義するコア・コンピテンシーをベースに、スキルと成果の関係性を体系的に理解・実践できるプログラムを展開しています。

【概要】

取得できる資格 MCC(マスター・サーティファイド・コーチ)の申請要件の一部を満たす
※ICF資格の正式な取得には、ICFへの申請が必要
費用 LEVEL3プログラム:880,000円(税込)〜
期間目安 約10ヵ月
ICFのレベル Level3
学習スタイル オンライン
おすすめの人 ・ICFのPCC資格を取得しており、MCCへのステップアップを明確に目指している人
・高レベルのコーチングスキルと、その効果の紐づけを徹底的に学びたい人

Coaching Plus Oneは、PCC資格取得後の壁を乗り越える支援に特化し、MCC申請要件を満たすためのメンタリングと実践的トレーニングを提供している点が特徴です。

公式サイト:Coaching Plus One

コーチング資格取得のよくある3つの質問

最後に、コーチングの資格取得に関してよくある質問に回答します。

  1. 独学で取得できますか?
  2. スクールに通うメリット・デメリットは?
  3. 資格取得後、どうやって活動を始めればいい?

気になるものからチェックしてみてください。

Q1.独学で取得できますか?

日本の民間資格には独学で学習し、試験合格のみで取得できるものもあります。

ただし国際資格(ICFなど)は基本的には 必ず認定スクールでの受講が必須です。独学は費用を抑えられますが、実技練習やメンター制度がない点が弱みです。

初心者や実務経験が浅い人には不向きといえます。

参考:ICF Coaching Credentials: Your Guide to the ACC, PCC & MCC|ICF

Q2. スクールに通うメリット・デメリットは?

スクールに通うメリットとデメリットは、主に以下のとおりです。

【メリット】
・実技練習やメンターフィードバックを通じてスキルが伸びやすい
・学習仲間ができ、コーチング実践の機会も増える
・ICF資格取得を目指せる
【デメリット】
・費用が数十万〜百万円単位と高額になりやすい
・一定期間の通学・受講スケジュールが必要の場合が多い

メリット・デメリットを理解した上で、まずは体験セッションなどを活用し、あなたとの相性を直接確かめてみることをおすすめします。

Q3. 資格取得後、どうやって活動を始めればいい?

資格を取得したら、まずは身近な人にコーチングを試すことから始めてみましょう。友人や知人、家族などを相手に実践を重ねるうちに自信がつき、フィードバックをもらえる場合もあります。

また、SNSやブログで自分のコーチングサービスについて発信したり、コーチング専門のマッチングサイトに登録したりするのも有効な手段です。

もしコーチング活動の管理に悩んだら、メタメンターが提供するクライアント管理ツール「MetaMentor CRM」をご利用ください。

MetaMentor CRMは、従来の表管理ツールや紙では難しかった一人ひとりに合わせた柔軟なクライアント管理が一元化できるため、セッション記録や進捗の可視化、契約・請求の管理までスムーズにおこなえます。

管理にかかる時間を削減することで、コーチングそのものに集中でき、学んだスキルをより多くのクライアントに届けられるMetaMentor CRMは無料でご利用いただけます。詳細は、下記からお気軽にご覧ください。

なお、成功しているコーチが実践している集客のコツや、活動初期にぶつかりやすい3つの壁の乗り越え方について、下記の記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。

コーチング集客方法5選!3つの壁や対策、成功するコーチの共通点も解説

コーチング業で集客に悩む方必見!効果的なコーチング集客方法と成功のコツを全面解説。オンライン・オフライン戦略や自動化ツール活用まで、実践的アクションプランを提供します。集客力アップに向けて今すぐ始めましょう。

記事掲載日:2024年8月27日

まとめ:自分に合った資格を選び、次のステップへ踏み出そう

コーチング資格には国家資格は存在せず、民間・国際資格が中心です。そのため費用・期間・難易度を比較して、自分のキャリアゴールに合うものを選びましょう。

初心者は基礎的な民間資格からスタートし、経験を積んでICF認定資格へ進むのが王道です。

そして資格を取得した後は、実践を重ねながらクライアントとの信頼関係を築く段階に移ります。とはいえ、セッション記録や契約管理、請求対応など、事務作業が増えて本来のコーチングに集中しづらくなる場合もあります。

そのようなときに役立つのが、株式会社メタメンターが提供する日本初のコーチングCRM「MetaMentor CRM」です。

MetaMentor CRMは、コーチングセッションの記録から進捗の可視化、契約・請求までを一元管理でき、クライアントごとの成長を見える化します。煩雑な管理を効率化し、コーチが最も価値を発揮できるコーチングそのものに使える時間の捻出が可能です。

資格取得後の実践力を高めたい方や、複業で活動するコーチにとっても、学びのスピードを落とさずにPDCAを回せるツールMetaMentor CRMは、無料でお使いいただけます。詳細については、下記からお気軽にご覧ください。

記事監修

ICF認定PCCコーチ/代表取締役社長 小泉 領雄南

2011年にGMOペイメントゲートウェイに入社。2016年、子会社の執行役員 経営企画室長に就任し、2020年の上場を経験。 早稲田大学MBA在学中にコーチングを本格的に学び、翌年メタメンターを設立。 国際コーチング連盟(ICF)が認定するPCCコーチ(500時間以上の豊富な実績が求められるICFの専門資格)として、MBAホルダーおよび上場企業の経営企画経験、そして元ICFジャパン運営委員としての知見を活かし、事業承継に関わる経営者・後継者向けコーチングを専門におこなうほか、コーチ・カウンセラー向けのウェルビーイング診断やCRMサービスの開発にも取り組む。

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