目次
ウェルビーイングとは、「心理的・身体的・社会的に満たされた状態」のことです。
ウェルビーイング診断をおこなうと、その人の現在のウェルビーイングの状態が総合的に可視化できるため、対人支援の場においてさまざまな応用が可能になります。
本記事では、ウェルビーイング診断ができるツールの紹介や選び方・診断後の活用方法などを解説していますので、最後までご覧ください。
「ウェルビーイング診断をしてみたい」という方に向けて、メタメンターでは5分で完了するウェルビーイング診断を無料で提供しています。下記からお気軽にトライしてください。
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ウェルビーイング診断はこちらウェルビーイング診断とは
ウェルビーイング診断とは、いくつかの質問に回答することによって、現在の個人のウェルビーイングが総合的に評価できる診断のことです。
診断結果は数値化されたり、色分けされたりなど、ツールごとに表現の方法が異なります。
診断結果を上手に活用すれば、個々の状況に合わせたアプローチが実現し効果的な支援も可能です。その結果、対象者のさらなるウェルビーイング向上や従業員のモチベーションアップにつながり、個人や組織全体の幸福と生産性の向上が期待できます。
ウェルビーイング診断ツールをすぐに知りたい方は「ウェルビーイングが診断できるツール5選」からご覧ください。
ウェルビーイング診断を選ぶときの3つのポイント
ここでは、さまざまなウェルビーイング診断の中から何をポイントに選んだらいいのかを紹介します。選び方のポイントの一例は下記の3点です。
1つずつみていきましょう。
選び方1.計測の範囲
前述したとおり、ウェルビーイングとは、「心理的」「社会的」「身体的」の3つが満たされた状態です。そのため、よくある「心理的」だけの計測範囲ではクライアントの課題解決には不十分といえます。
そこで選ぶ際のポイントとして、ウェルビーイング診断がbio psycho social model(BPSモデル)に基づいているかを見るのがおすすめです。
【bio psycho social model(BPSモデル)とは】
医学・心理学など人を支援する際に、バイオ=(身体)・サイコ=(心理)・ソーシャル=(社会)と多面的にみていこうとするもの |
実は、1946年にWHO(世界保健機関)が定義した健康も、BPSモデルに基づいています。
【WHO憲章】
健康とは、完全な肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、單に疾病又は病弱
の存在しないことではない。
出典:世界保健機関憲章
つまり、心理的側面からだけでなく、身体的・社会的な面も網羅したウェルビーイング診断ツールを利用した方が、よりクライアントの本質的な理解につながるといえます。
選び方2.信頼性と妥当性
次にウェルビーイング診断の、信頼性と妥当性をみてみましょう。
まず始めに信頼性から解説します。信頼性とは、尺度の測定値の安定性・一貫性・正しさを表す概念です。
信頼性の確認は、「個々の心理現象の違いを測定誤差に影響されずにどの程度検出できるか」を下記のような方法でおこないます。
【信頼性の確認方法】
方法名 | 内容 |
---|---|
再テスト法(安定性の確認) | 同一に被験者集団に対し、同一の尺度を一定期間置いて回答してもらい、同じ結果が得られるか確認する方法 |
並行テスト法 | 再テスト法では、被験者が1回目の回答を覚えていることがあることから、別の同じ構成概念を測定する別の尺度を用いて再び測定する方法(難易度や質問数は同等) |
他にも折半法や内的整合性による方法などもありますが、ここでは割愛します。さらに詳しい内容については心理測定尺度の基本的理解をご覧ください。
次に妥当性を解説します。妥当性とは、測定しようとする心理現象を本当に測定できているか、その程度を表す概念です。
妥当性の3つの種類と概要は下図のとおりです。
【妥当性の種類と概要】
内容妥当性 | ・目的とする構成概念が過不足なくカバーされているか ・臨床心理学者や健康専門家によって推薦・監修されている |
---|---|
基準関連妥当性 | ・測定しようとする心理現象と、関連すると予測される外的基準との相関の強さで表示される 例:職業ストレスという構成概念を測定する尺度の場合→職業ストレスと欠勤率(外的基準)の相関関係を調べる |
構成概念妥当性 | ・測定しようとする心理現象を「たしかに測定している」ことを複数の検証過程によって確認する |
なお、3つ目の構成概念の妥当性の確認方法は同じものを違う方法で測ったときに、その結果が似ているかどうかを確認する「収束的妥当性」と、違うものを測ったときに、結果が違うかどうかを確認する「弁別的妥当性」があります。
収束的妥当性は、ウェルビーイングを測るために、質問に答える方法・観察する方法・面接する方法で得られた結果が似ていれば、「この診断は正しくウェルビーイングを測れている」と判断します。
一方で、ウェルビーイングと似ているけれど違う概念(例えばストレスレベル)を測った際の結果が違っている場合、「この診断はウェルビーイングだけを正しく測れている」と判断できるのです。
選び方3.対象者
次に、対象者の視点からの選び方です。ウェルビーイング診断を、その後何に活用するかによって対象者は異なります。
例えば企業側が、「職場でのストレス管理」や「ワークライフバランス」など、いわゆる従業員のエンゲージメント向上が目的の場合、まずは、想定利用者が「就業者」向けの診断が選びやすいでしょう。
一方で、幸福感の向上など対人支援者の支援ツールとして使用したい場合は、「心理的」「社会的」「身体的」な面を網羅的にカバーした診断ツールの方が、より多面的な状況把握が可能になるのでおすすめです。
補足として、企業が従業員のエンゲージメント向上を促進するには、「従業員のウェルビーイングをフォローする」という大きな視点を持つことを奨励します。仕事だけでなく従業員のプライベート面も充実することで、職場でのパフォーマンスが高まると考えられているためです。
そこで就業者用の診断ツールと併用して、「心理的」「社会的」「身体的」分野を網羅的にカバーした診断ツールも上手に活用しながら、従業員のウェルビーイングにも向き合っていきましょう。
従業員のエンゲージメント向上については下記の記事で詳しく解説していますので、関心のある方はご一読ください。
従業員のエンゲージメント指標とは?業績向上につながる4つの要素も解説
従業員エンゲージメント指標とは、企業へ貢献する思いを数値化したものです。本記事では、指標が大切な理由や役立つサービスなどを解説しています
記事掲載日:2024年4月7日
ウェルビーイングが診断できるツール5選
ウェルビーイング診断が手軽にできるツールを、5つ紹介します。
【ウェルビーイング診断ツール5選】
ウェルビーイング診断 | はたらく人の幸せ/不幸せ診断 | ウェルビーイングいろいろ診断 | 幸福度診断 | ウェルビーイングタイプ診断 |
---|---|---|---|---|
株式会社 メタメンター |
パーソル 総合研究所 |
Wellulu | 株式会社 はぴテック |
株式会社 ラフール |
対人支援専門家の効果の見える化のため | 就業者が幸せな状態に近づくため | ウェルビーイングに関する新たな発見や気付きを創出するため | 組織や会社を幸せにするための可視化 | 就業者がどのような場合に幸せを感じるのかを可視化 |
全50問 | 全42問 | 全30問 | 全72問 | 20〜40問 |
所要時間5分 | 所要時間4分 | 所要時間3分 | 所要時間7分 | 所要時間3分 |
管理者機能あり | 管理者機能なし | 管理者機能あり | 記載なし | 管理者機能なし |
対人支援サービス利用者を想定 | 国内の就業者を想定 | メディア訪問者を想定 | 国内の就業者を想定 | 従業員サーベイ利用者を想定 |
学術的背景あり | 学術的背景あり | 記載なし | 学術的背景あり | 学術的背景なし |
無料(個人・法人) | 無料 | 無料 | 個人無料・法人有償 | 同社ツールのユーザーは無償 |
(※)管理者機能とは、対人支援のサポーターとしての管理(診断結果の共有と管理や専用の診断URL発行)などのこと
1つずつ解説していきますので、目的に合ったツールを探してみてください。
ツール1. ウェルビーイング診断|株式会社メタメンター
ウェルビーイング診断は、デジタルコーチングシステムの提供や人事・組織向けDXシステム開発をおこなっている、株式会社メタメンターが提供している診断ツールです。
行動分析学・臨床心理学の研究をおこなっている早稲田大学 大月教授が監修し、心理的・社会的・身体的の側面から総合的なウェルビーイングを指数化できるのが特徴です。
【ウェルビーイング診断の特徴】
目的 | 対人支援専門家の効果の見える化のため |
---|---|
>所要時間 | 5分 |
質問数 | 50問 |
管理者機能 | 〇 |
想定利用者 | 対人支援サービス利用者 |
学術的背景 | 〇 |
費用 | 無料(個人・法人) |
支援プランの前後でクライアントの変化が可視化できるため、対人支援者や従業員のウェルビーイング支援において、客観的な視点で対象者の深い理解につながります。
また、指標に基づいた効果的な支援プランの立案が可能です。さらに支援の効果が一目でわかりやすいため、費用対効果がわかりやすく幅広いシーンで柔軟に利用できます。
どなたでもすぐに診断できる!
ウェルビーイング診断はこちら下記の動画でもウェルビーイング診断の3つの特徴を解説しています。診断ツールの有効活用にお役立てください。
ツール2. はたらく人の幸せ/不幸せ診断|株式会社パーソル総合研究所
はたらく人の幸せ不幸せ診断は、「人と組織の躍進」をミッションに掲げ、人と組織、労働市場を調査・研究をしているパーソル総合研究所が提供している診断ツールです。
職場での幸福感や職場環境に対する「幸せ因子」と「不幸せ因子」の傾向が、数字や色で可視化されます。
【はたらく人の幸せ不幸せ診断の特徴】
目的 | 就業者が幸せな状態に近づけるため |
---|---|
所要時間 | 4分 |
質問数 | 42問 |
管理者機能 | ✖️ |
想定利用者 | 国内の就業者 |
学術的背景 | 〇 |
費用 | 無料 |
仕事に関連するストレスや不満の原因を特定し、改善策を見出したい企業におすすめです。従業員が今は何に充実を感じ、何に不安を感じているのかが導き出されます。
健康診断のように定期的に診断することで、仕事におけるウェルビーイングの状態が定点観測でき、悪化を未然に防ぐ手助けに使用できます。
ツール3. ウェルビーイングいろいろ診断|メディアエンジン株式会社
ウェルビーイングいろいろ診断は、生活者のウェルビーイング傾向の診断コンテンツやウェルビーイングを促進する情報を集めた、WebメディアWelluluが提供している診断ツールです。
博報堂「ミライの事業室」が独自開発した、ウェルビーイング21因子を用いて診断でき、診断結果が「いろ」で表現されます
【ウェルビーイングいろいろ診断の特徴】
目的 | ウェルビーイングに関する新たな発見や気付きを創出するため |
---|---|
所要時間 | 3分 |
質問数 | 30問 |
管理者機能 | 〇 |
想定利用者 | メディア訪問者 |
学術的背景 | △ |
費用 | 無料 |
さらにウェルビーイングになるための、ちょっとした行動を指南してくれます。今の自分が何を大切にしているのか、客観的に知りたい人におすすめです。
ツール4. 幸福度診断|株式会社はぴテック
出典:幸福度診断
幸福度診断は、「世界中の⼈を、⼀⼈残らず幸せにする」をミッションとした、 ソーシャルスタートアップ企業である、株式会社はぴテックが提供する診断ツールです。幸福学の第一人者である前野隆司教授と幸せの見える化を共同開発し、幸福度に影響すると考えられている指標が網羅的に計測できます。
【幸福度診断の特徴】
目的 | 組織や会社を幸せにするための可視化 |
---|---|
所要時間 | 7分 |
質問数 | 72問 |
管理者機能 | △ |
想定利用者 | 国内の就業者 |
学術的背景 | 〇 |
費用 | 個人無料・法人有償 |
健康診断のように定期的におこなって、自身の幸福管理をしたい人におすすめです。なお、個人だけでなく企業向けにも対応しています。
ツール5.ウェルビーイングタイプ診断|株式会社ラフール
ウェルビーイングタイプ診断は、心身の健康状態やエンゲージメントを把握するツールで、「ラフールサーベイ」を運営する株式会社ラフールが提供しています。
ウェルビーイングタイプ診断は、ラフールサーベイの標準機能の一つです。社員⾃⾝がどのような場合に幸せを感じるか、傾向をタイプ別に見ることができます。
【ウェルビーイングタイプ診断の特徴】
目的 | 就業者がどのような場合に幸せを感じるのかを可視化 |
---|---|
所要時間 | 3分 |
質問数 | 20〜40問 |
管理者機能 | ✖️ |
想定利用者 | 従業員サーベイ利用者 |
学術的背景 | ✖️ |
費用 | 同社ツールのユーザーは無償 |
従業員のウェルビーイングやハラスメントリスク、離職リスクに取り組んでいる企業におすすめです。社員の価値観や嗜好性を把握することで、仕事や生活を豊かにするヒントを得たり、職場のコミュニケーションを活性化するきっかけにつなげたりできます。
>>>診断はこちらから
【利用者別】ウェルビーイング診断結果の活用方法
ウェルビーイング診断によって現在の状況が把握できたら、診断で得たデータをもとに対人支援や企業でのウェルビーイング経営に活かしましょう。
ここでは「対人支援者」と「企業」の2つの利用者目線に立った活用方法を紹介します。
なお、ウェルビーイング指標や活かし方について下記の記事で詳しく解説しているので、関心のある方はご一読ください。
ウェルビーイング指標とは?5つの測定方法の特徴と活用法を解説
”ウェルビーイング指標とは、幸せ度合いを測る尺度のことで、個性を活かすために使用します。本記事では指標の種類や測定方法・目的に合わせた活用方法などを解説しています。
記事掲載日:2024年4月30日
【対人支援者】活用方法1.アセスメントやプロセス評価として活用
対人支援において、客観的指標は非常に大切です。
ウェルビーイング診断で得た結果をもとに「アセスメント(評価・査定)をし、支援プランを立て、プランに沿ってまた支援する」という循環的な取り組みが実現するからです。
【ウェルビーイングの循環的な支援】診断をもとにアセスメントすることで、クライアント理解がさらに深まり、最適な支援プランの立案につながります。
【対人支援者】活用方法2.ターゲットを絞って支援プランに活用
ウェルビーイング診断で明らかになった因子の数値が低い場合、低い因子にターゲットを絞った支援プランが立てられます。
例えば、メタメンターが提供しているウェルビーイング診断では、下図のように直感的に心理的・社会的・身体的ウェルビーイングの側面で診断結果がわかります。
(さらに細かく人生満足度、人間関係、健康状態など、ウェルビーイングに影響を与える25個の因子について、A+~C-までの9段階で評価)
ただし、やみくもにすべての数値をあげればいいというものではありません。数ある因子のなかで、「クライアントが大切」にしており、かつ「因子の数値が低い価値観」に絞って支援プランを実施します。
そしてプランを実施した後、またウェルビーイング診断をおこない、改善度合いを確認するPDCAを回すことで、効率的な支援ができるのです。
ウェルビーイング診断の活用法についてさらに詳しく知りたい方は、下記の動画で大月教授が解説しているのでぜひご覧ください
【企業】活用方法3.ウェルビーイング経営に活用
ウェルビーイング経営に活用ウェルビーイング診断は、個人だけでなく、企業の経営にも活用できます。近年、働き方改革やメンタルヘルスの認知度が広まったことにより、組織全体の文化や働き方を改善し、従業員が豊かな人生を送ることを目指した「ウェルビーイング経営」が注目されています。
【ウェルビーイング経営とは】
従業員の精神的・感情的健康や社会的健康、個人の成長や満足度に焦点を当てている経営のこと
また、心理学者のソーニャ・リュボミルスキー氏、ローラ・キング氏、エド・ディーナ氏らの論文では、従業員が幸せな状態で仕事をした場合、生産性31%アップ、売り上げ37%アップ、創造性が3倍になると発表されています。
【従業員の幸福が仕事にもたらす効果】
※参考:The Benefits of Frequent Positive Affect: Does Happiness Lead to Success?
ウェルビーイング診断は、従業員が幸せに働ける魅力ある職場づくりに活かせるのです。
下記の記事では、ウェルビーイング経営についての詳細や成功事例を紹介しています。ご一読いただき、自社のウェルビーイング向上にお役立てください。
ウェルビーイング経営で会社が変わる!3つのメリットや成功事例を紹介
ウェルビーイングを会社に導入すると、生産性向上だけでなく離職率低下も期待できます。本記事では、ウェルビーイング経営の3つのメリット成功事例、ポイントなどを解説します。
記事掲載日:2024年4月7日
【企業】活用方法4.コミュニケーションのきっかけに活用する
ウェルビーイング診断をすると、従業員が直面しているストレスや要望が把握しやすくなるのがメリットです。
診断内容をきっかけに、職場での対話や1on1の実施などでコミュニケーションを深め、従業員のウェルビーイング向上の施策の一つとして活用できます。
【コミュニケーションの一例】
制度 | 内容 | 期待できる効果 |
---|---|---|
1on1制度 | 一般的に上司と部下が1対1でミーティング | 上司と部下に信頼関係が生まれる |
メンター制度 | 社内の先輩社員(メンター)が、後輩社員(メンティ)を個別支援活動 | 後輩社員は不安が解消され、先輩社員は成長につながる |
下記の記事では、企業が従業員のウェルビーイング向上に向けた取り組み事例を紹介しています。自社の課題と照らし合わせてご覧ください。
【課題別】従業員エンゲージメント向上の成功事例7選!7つの施策も徹底解説
従業員エンゲージメントを高めるには、成果が出ている企業の事例を見るのがおすすめです。本記事では、課題別の事例やおすすめの施策などを解説します。
記事掲載日:2024年4月7日
ウェルビーイング2つのよくあるQ&A
最後に、ウェルビーイングでよくある2つのQ&Aをピックアップしました。
Q1.ウェルビーイングが注目されている理由は?
A:国の政策としても明確に位置付けられているためです。それまではGDP(国内総生産)と比較して成長していたウェルビーイング指数(幸福度)ですが、2012年以降GDP成長ではウェルビーイング指数の向上が停滞しています。(Gallup調査)
そのような背景から、2015年に国連が「ウェルビーイングが保証される世界」をビジョンに掲げました。そして日本でも2021年、政府の国策として明確にウェルビーイングが位置付けられました。今では多くの会社でウェルビーイング経営が実施されるなど、ウェルビーイングが注目されています。
Q2.日本的なウェルビーイングとは?
A:協調的な幸福感を重視しているといわれています。ウェルビーイングは一人ひとりによって異なるように、国や地域・文化によっても異なります。例えば、文部科学省によると、欧米型の幸福と日本型の幸福は下記のように記されています。
ウェルビーイング診断の、すべての数字を高めるのが良いとは限らないように、診断の際に「多様なウェルビーイングの求め方の存在」を認識しておくことは大切です。
まとめ:ウェルビーイング診断を有効活用して幸福度アップにつなげよう
ウェルビーイング診断にはさまざまなツールがあり、実施する目的を明確にしたうえで、下記のようなポイントで選ぶのがおすすめです。
1.計測の範囲
2.信頼性と妥当性
3.対象者
また、診断を効果的に活用することで、より深いクライアント理解や従業員の幸福度につながります。
株式会社メタメンターでは、心理的・社会的・身体的な側面からウェルビーイングを多面的にとらえられるウェルビーイング診断を提供しています。診断結果が可視化され、素早く課題にコミットできるなど対人支援の改善速度アップも期待できるウェルビーイング診断は、無料でご利用いただけます。
下記から気軽にお試しください。
たった5分で完了!診断は無料!
ウェルビーイング診断記事監修
代表取締役社長 小泉 領雄南
2011年にGMOペイメントゲートウェイ入社。2016年にGMOフィナンシャルゲート執行役員に就任し、2020年に上場。2021年、早稲田MBA在学中にコーチングに出会い、翌年メタメンター設立。2023年に国際コーチング連盟日本支部運営委員に就任。