目次
実はAIコーチングの導入事例は、まだそれほど多くはありません。その一方で、セルフコーチングや人材育成の支援にAIを取り入れたプロダクトや実践は、国内外で広がりをみせています。
こうした動きは今後さらに加速すると考えられ、今のうちに事例を知っておくことは、差別化や育成戦略を見直すヒントにつながります。
本記事では、「AIがコーチそのものになる」ケースと、「人間のコーチをAIが支える」ケースに分類し、それぞれの実例やツールを紹介します。
AIは、コーチングだけではなくセッションの管理などにも活用できます。その際に忘れてはならないのが「セキュリティ面の配慮」です。株式会社メタメンターが提供する「MetaMentor CRM」は、アメリカの医療情報を守る法律「HIPAA」に準拠して設計された日本初のコーチングCRMです。
情報管理の安全性を確保しながら、AIによるセッションの自動文字起こしや要約機能によって議事録やレポート作成の手間を削減できる「MetaMentor CRM」の詳細は下記からご覧ください。
AIコーチングとは?本メディアでの2つの定義
AIコーチングとは、一般的に「AIにコーチングをしてもらう」イメージが強いかもしれません。実際、対話型AIがコーチ役を担うような取り組みも始まっています。
一方で、セッションの記録や要約、フィードバックの自動生成など「コーチの業務をAIがサポートし、コーチング全体の質や効率を高める」という活用法もあります。
そこで本メディアでは、AIコーチングを大きく下記の2つの定義に分類しています。
1.AIにコーチングをしてもらう
2.AIによってコーチングの効果・効率を上げる
AIコーチングの定義をより深く理解したい方には、下記の記事もおすすめです。ICF(国際コーチング連盟)が発表したフレームワークを踏まえ、AI導入によるメリットや押さえておきたい注意点や、「AIと人間、それぞれが得意とする領域の違い」にも触れているので、興味がある方はぜひご覧ください。

AIコーチングを実務で活かすには?5つの導入メリットと知っておくべき注意点
AIコーチングは、支援の質と業務効率を両立できる新しい手法です。本記事では、活用法や導入メリット、ICF(国際コーチング連盟)の基準を踏まえた注意すべき課題を紹介します。
記事掲載日:2025年6月24日
AIに「コーチングをしてもらう」事例4選
本章では、AIが直接コーチの役割を果たす事例を4つ紹介します。
AIが「コーチ役」となり、ユーザーの目標達成や思考整理を支援する事例です。まだ数は少ないですが、最先端の試みとして世界各地で実装が始まっています。
事例1.会話型チャットボットによるセルフコーチング
人間のような対話をおこなうチャットボット型のAIコーチングです。
例えば、1回あたり5分程度の短い振り返りを定期的に促すことで自己認識を高め、前向きな思考習慣が身につけられます。
【アプリ画面の例】
出典:(PDF)Artificial Intelligence Coaching: The Future is Here
会話型チャットボットによるコーチングは、若手ビジネスパーソンや新入社員のセルフコーチングに適しており、忙しい合間にも「気づき」を得られる仕組みが特徴です。
人間のコーチが不在の間にも、関心と学習を持続させる手段としても活用できます。
【主な機能とユーザー体験】
・コーチング・チャットボット: 定義された内容に基づき、定期的に5分間の振り返りセッションを実施
・パーソナライズされたインスピレーション: ユーザーの現在の状況に合わせて、オーダーメイドのアイデアを生成
・フォローアップタスク: ユーザーの課題や意図に基づき、具体的なフォローアップタスクを割り当て、行動を促す
・進捗の可視化: ユーザーのアクティビティやエンゲージメントを測定し、自己啓発の進捗状況を可視化
【活用シーン】
・プロコーチ→人間のコーチングの補助ツールとして
・個人→手軽で安価なセルフコーチング体験を求める方におすすめ
・手軽に始められ、継続的な内省を促すことで自己認識を高められる
事例2.アバター型AIによる対話支援
男性・女性・シンボルなどのアバターと自然な対話をおこなうAIコーチング・プラットフォームです。
機械学習や自然言語処理を活用し、目標設定・意思決定・対人スキル向上など幅広いテーマに対応しています。
【アバター型AI画面の例】
出典:(PDF)Artificial Intelligence Coaching: The Future is Here
ユーザーはコーチングの原則・目的に同意してから利用を開始し、匿名性・プライバシーが保たれた安全な環境で内省を深められます。
セッションの前・最中・後においては、自己理解を深めるための対話が可能です。さらに、コーチングの倫理・信頼性・アクセシビリティにも配慮された設計で、匿名性とプライバシーが確保されています。
【主な機能とユーザー体験】
・AI倫理と信頼性:利用前にプライバシーと目的に同意、ユーザーの安心感を確保
・プレゼンス再現:積極的傾聴や質問・要約など、コーチングスキルを実装
・内省支援:目標・優先事項・学びの整理を支援
・利用評価と研究活用:フィードバックや成果の追跡による信頼性検証
【活用シーン】
・学生・若手社員→自己内省・目標設定・対人関係スキル向上に
・企業研修→リーダーシップ育成、コンフリクト解決スキルの補完支援に最適
・その他→労働者、学習者など、個人がセルフコーチングを通じて成長したいと考えるあらゆる場面で活用できる
事例3. GROWモデル対応チャットボット
コーチングのGROWモデル「GROW(Goal/Reality/Options/Will)」に基づいて、対話的に目標達成を支援するチャットボット型AIです。
ユーザーの考えを深める質問や、行動計画の立案をサポートします。
【アプリ画面の例】
出典:(PDF)Artificial Intelligence Coaching: The Future is Here
【主な機能とユーザー体験】
・情報開示:AIが自らの限界と役割を説明
・リフレクション促進:オープンエンドな問いかけで内省を深める
・行動妥当性の確認:計画の実行可能性を検討
・説明責任:ユーザーの責任感を高める設計
【活用シーン例】
・若手社員の育成→行動への責任と習慣化を支援
・個人の目標管理→自己成長と実行力の向上に
事例4. VR研修プログラム導入で従業員育成
世界有数の金融機関であるBank of America Corp.(バンク・オブ・アメリカ・コーポレーション)は、金融業界で初めて全米約4,300の金融センターでバーチャルリアリティ(VR)を活用した研修プログラムを導入しました。
このプログラムにより、約5万人の従業員が仮想環境で顧客対応や複雑な業務をシミュレーションできるようになり、スキル定着や対人スキルの強化が実現されています。
【主な活用ポイント】
・20種類以上のVRシナリオ:共感的な傾聴や困難な会話の対応など、実務に直結する内容を体験学習
・リアルタイム分析と個別指導:内蔵の分析機能によりスキルギャップを可視化し、マネージャーがフォローアップ可能
・高い満足度:パイロット実施では97%の従業員が「業務遂行への自信が高まった」と回答
このVR研修は、同社が運営するオンボーディング・育成部門「The Academy」の一環として実施されました。AI会話シミュレーターやプラットフォーム練習用ツールなどと組み合わせ、包括的な研修エコシステムが構築されています。
AIによって「コーチングの効果・効率を上げる」事例3選
本章では、コーチングの質を高めながら、習慣化・内省・行動促進といったコア要素の強化に役立つ事例を3つ紹介します。
いずれもコーチングの効果を高め、継続・行動・気づきを後押しする工夫が詰まった事例です。各事例の活用シーンや特徴をチェックしてみてください。
事例1. ジャーナリング × 感情分析AI
クライアントが日記(ジャーナル)に記録した内容を、AIがセンチメント(感情の傾向)として分析します。
ネガティブ・ポジティブ感情のバランスを可視化し、コーチが適切なタイミングで介入できる点がメリットです。
【アプリ画面の例】
出典:(PDF)Artificial Intelligence Coaching: The Future is Here
感情の偏りが激しい場合は、チャレンジが難しすぎたり、逆に物足りなさを感じたりしている可能性もあります。感情データを手がかりに、学習設計やコーチングの進行を最適化できる点が特徴です。
【主な機能とユーザー体験】
・感情の仕訳:ジャーナル文章からポジ・ネガ感情を自動分類
・センチメント傾向の可視化:時間経過による感情の変化をグラフ化
・コーチの判断支援:進捗停滞やモチベーション低下を察知
・学習の定着支援:記録+感情の組み合わせで理解と内省を深める
【活用シーン】
・プロコーチ→対面セッションの合間のフォロー・介入タイミングの判断
・教育・研修担当者→学習状況と心理的状態を可視化して個別支援に活用
事例2. スケジューリング型eコーチング
クライアントの自己評価に基づいて目標を設定し、あらかじめ決められたスケジュールにしたがってAIがeコーチングを提供します。
リマインダー、日記記入、振り返りなどをクラウド上で管理し、コーチがその内容を確認・補足する仕組みです。
【アプリ画面の例】
出典:(PDF)Artificial Intelligence Coaching: The Future is Here
【主な機能とユーザー体験】
・自己評価+目標設定:学習前に現状を把握し、個別目標を明確にする
・スケジュール連動型コーチング:設定した時刻にAIがプッシュ通知でリマインド
・クラウド共有:コーチがユーザーのジャーナル・行動履歴を確認可能
・習慣化支援:「ちょうど良い難易度(ゴルディロックスゾーン)」での継続をサポート
【活用シーン】
・人事・研修担当者→スキル習得の習慣化支援/進捗モニタリング
・コーチングスクール→受講生の自己学習・内省を継続的に支援
事例3. 人間コーチとのセッションを支援
CoachHubは、グローバル企業を中心に導入が進む「デジタルコーチングプラットフォーム」です。
98%のマッチング率を誇るCoachHubの機械学習モデル(AI)がユーザーの嗜好、コーチのプロフィール、過去のマッチングインサイトに基づいて、理想的なコーチを自動的にマッチングします。
AIはセッション内容に応じたリマインダーやアクション提案、進捗管理をおこない、人間コーチとの対話の質を高めます。
【主な機能とユーザー体験】
・パーソナライズされたコーチ選定:クライアントのニーズや志向に合わせ、最適なプロコーチとマッチング
・セッション支援AI:継続的な行動変容を促すリマインダーや進捗提示機能
・組織向け分析レポート:育成状況や変化を可視化し、HR部門の戦略に活用
・多言語・多国籍対応:グローバル人材開発においても導入しやすいスケーラビリティ
【活用シーン】
・グローバル企業のリーダー育成支援
・人材開発担当者による育成施策のROI測定
・社内外コーチのマネジメント効率化
コーチングの際に必要な顧客情報や各クライアントのセッション管理も、AIを活用すると効率的におこなうことが可能です。
ここからは、AIを活用したコーチングCRMを紹介します。
【導入事例】MetaMentor CRM:セッションの要約とフィードバックを自動化
本章では、株式会社メタメンターが提供する日本初のコーチングCRM「MetaMentor CRM」を紹介します。
「MetaMentor CRM」は、録画した1on1やコーチングセッションをAIが自動で要約・可視化するクラウド型支援ツールです。
アップロードした録音データの「AIによる自動文字起こし」や「要約機能」が搭載されているので、議事録などレポート作成の手間を削減できます。
加えて、ICF(国際コーチング連盟)のPCCレベル※に準拠したフィードバック機能も搭載しているため、コーチ自身が自身のセッション内容を振り返り、改善点を見つけることも可能です。
※PCC(Professional Certified Coach)とは、ICF認定のなかでも500時間以上の有償セッション経験を持つ上級資格です。その認定要件として「PCCマーカー」による高度な対話品質が求められます。MetaMentor CRMでは、この水準に沿ったフィードバックを得ることが可能です。
【MetaMentor CRMの主な特徴】
・アップロードデータ最大300分・AI生成5回まで無料
・クライアント管理機能・カルテ機能の利用は無料
・万全のセキュリティ体制
・クライアントのウェルビーイングを心理的・社会的・身体的な側面から可視化できるウェルビーイング診断付き
次に、実際にコーチがMetaMentor CRMを使用した事例を紹介します。
事例1. 「プロコーチとしての成長と信頼構築を実感」藤井宏美さん
藤井 宏美さん(通称:ひろりん)は、独立コーチ・産業カウンセラー・研修講師として活躍中。CTI認定CPCC、ICF認定PCCなど多数の資格を保有し、現在は法人管理職を中心にコーチングを提供しています。
独立コーチとして活動を続けるなかで、藤井宏美さんはMetaMentor CRMと出会い、クライアントとの関係性をより深めるとともに、プロとしての在り方を見つめ直すきっかけになったと語ります。
特に支えになったのが、直接契約のクライアント管理に悩んでいた際に活用したMetaMentor CRMの「共有ノート」機能です。
「共有ノート」機能を活用すれば「前回何を話したか」がすぐに振り返れます。クライアント側も前回話していた内容を振り返ることで「次は何を話そうかな」と準備しやすくなり、対話の深まりから安心感が生まれた結果、セッションの質と信頼性が大きく向上しました。
【共有ノート機能画面イメージ】
【共有ノート機能のイメージ】
・メール等での情報共有に比べ、ノート上で一元管理できる点が特に便利
・名前・ニックネーム・タグでの整理や、セッション時間・金額の履歴管理が可能で、ICF資格申請にも対応
・プラットフォーム経由での契約時には習慣化していた記録が、直接契約でも自然と定着するようになった
【実際に使って感じたこと】
・MetaMentorを導入したことで「記録を残したい」という意識が自然と高まり、行動が変化
・履歴やキーワード検索機能により、短時間で的確に振り返りが可能になりセッション前の準備がスムーズに
・共有ノートがあることで、クライアント自身も準備ができ、話の軸が定まりやすい
・「記録を残す=責任を持つ」という姿勢が、自分自身の成長を後押しする
【活用シーン】
・直接契約のクライアント管理に→個別対応に追われるなかでも、セッション履歴を正確に把握
・ICF資格申請への備えに→必要な記録を効率よく整理できる点で、制度対応にも貢献
・クライアントとの信頼構築に→記録と振り返りを前提としたセッションにより、安心感と納得感が高まる
「MetaMentor CRMは、プロコーチとしての信頼性を高めるだけでなく、クライアントとの関係性を深め、自分自身の成長も促してくれる存在。コーチとクライアントがともに歩む実感を与えてくれるツールである」と、藤井氏は語っています。
>>事例の詳細はこちら|MetaMentor CRMによって、クライアントと共に成長できることを実感
事例2.「事務作業にかかる時間が大幅に減少」佐藤大樹さん
佐藤 大樹さん(株式会社 心 代表)は、Gallup社認定ストレングスコーチ、(一財)生涯学習開発財団認定マスターコーチ、ICF認定PCCなどを取得した20代の若手独立コーチです。
2024年に独立後、600時間以上のセッション実績を積み、主に20〜30代のクライアントに伴走型のコーチングを提供しています。
急増するセッション量のなかで活用しているのが「MetaMentor CRM」です。
クライアント情報を一元管理し、タグや報酬、契約期間などを整理できることで、業務負荷を軽減しています。
「スプレッドシート時代には戻れない」と語るほど、プロコーチとしての業務基盤を支える存在になっているとの声をいただいています。
【クライアント管理画面のイメージ】
・セッション前には、履歴や要約を確認しながらスムーズに準備
・共有ノートに記録を残すことで、クライアント自身も前回の内容を思い出しやすく、継続的な内省につながる
・複数のプラットフォーム経由の契約や直接契約も、一つのツールで対応可能に
実際に使って感じたこと
・タグ管理や報酬確認が簡単にでき、事務作業にかかる時間が大幅に減少。記録と整理が整い、集中力が増した
・Nottaでの録音・要約を連携し、前回の内容から自然に会話をスタートでき、セッションの質が安定した
・共有ノートを通じて、セッション前に自分の状態を振り返る環境が整うため、クライアント側も「備え」ができるようになった
・情報を丁寧に扱うことが、コーチとしての信頼性や責任感にも直結している
【活用シーン】
・複数クライアントとの並行対応→直接契約・法人経由問わず、すべての履歴や状態を一つの画面で管理
・要約・振り返りの効率化→AI要約や記録により、前回との連続性を保った質の高いセッションを実現
・ウェルビーイング診断の併用→クライアントの状態を定点観測し、会話のきっかけや深掘り材料として活用。
・状態変化のアラート通知→診断結果の急変やスコアの低下を自動検知し、必要な支援タイミングを逃さずキャッチ
佐藤さんはウェルビーイング診断に搭載されたアラート機能について「自分から病院を勧める判断は難しいので、アラート表示があるのは非常に助かる」と語っています。
アラートは、GAD-7やPHQ-9などの心理尺度をもとに自動的にリスクを検知するもので、メンタル的に不安定な状態にあるクライアントへの対応判断を支援します。
【ウェルビーイング診断結果のアラート】
MetaMentor CRMが、「数をこなす」だけでなく「質を保つ」ためのパートナーとして、若手のコーチの挑戦を支える強い味方になっている好例です。
>>事例の詳細はこちら|「自分の限界を見てみたい」── 20代若手コーチの成長とテクノロジー活用法
AIコーチング2つの注意点
最後に、AIコーチングの際の主な注意点を紹介します。
AIの提案を「正解」と誤解したり、センシティブな情報管理をおろそかにしたりなどのリスクを知っておくことが、安心して活用するための第一歩です。
注意点1.万能ではないことを理解する
AIは、データに基づいて客観的な分析や提案をおこないますが、今のところ人間の持つ直感や文脈を汲み取る共感力、非言語的なニュアンスの理解には限界があります。
クライアントの深い感情や複雑な人間関係が絡む課題に対しては、AIの回答を鵜呑みにせず、あくまで参考情報として扱いましょう。
最終的な判断は人間であるコーチやクライアント自身がおこなうべき、というスタンスが大切です。
注意点2.個人情報・プライバシーへの配慮が不可欠
コーチングでは、個人のキャリアや内面に関する機密性の高い情報を取り扱います。
そのため、利用するAIツールやプラットフォームがどのようなセキュリティ対策を講じているか、データの取り扱いに関するプライバシーポリシーが明確になっているかを必ず確認しましょう。
匿名性が担保されているか、情報漏洩のリスク対策が万全であるかは、サービス選定の重要な基準です。
AIコーチングを進めるうえで確認しておきたいのが、ICF(国際コーチング連盟)が示すガイドラインです。下記の記事では、本記事で紹介した注意点以外にも「責任の所在」や「公平性」についても触れているので、ぜひご覧ください。

【海外レポートまとめ】AIコーチングとは?ICFが定めたガイドラインを紹介
コーチングにAIを活用したい方必見!ICF(国際コーチング連盟)が定めた、AIを活用したコーチングの質と信頼性を確保するための画期的なガイドラインを紹介します。
記事掲載日:2024年10月29日
まとめ:AIでコーチングの可能性を広げよう!
AIコーチングは、セルフコーチングの習慣化からプロコーチの業務支援、従業員育成まで、さまざまな現場で可能性を広げています。
AIを活用する際には、過信せず人間の関与を前提とした設計・運用が求められます。技術の力を適切に取り入れ、現場の課題に合わせて活用していきましょう。
「AIの力を効果的に取り入れて業務を効率化したい」と考える現場には、セッションの記録・可視化・フィードバックをサポートする株式会社メタメンターの日本初のコーチングCRM「MetaMentor CRM」の活用が有効です。
【MetaMentor CRMの主な特徴】
・AIがセッションの録音データを自動で文字起こしし、要約する
・ICF(国際コーチング連盟)のPCCレベルに準拠したフィードバックが可能
・「共有ノート」機能でセッション内容を正確に記録・共有できる
・対話の軸がぶれることなく、継続的なセッションの質向上にもつながる
MetaMentor CRMを活用して、情報を一元管理できる仕組みを作ることにより、クライアントに「自分を深く理解してくれている」という安心感が生まれ、信頼関係の構築を後押しします。
アップロードデータ最大300分・AI生成5回まで無料で使用できるMetaMentor CRMについては、下記からお気軽にお試しください。

記事監修
代表取締役社長 小泉 領雄南
2011年にGMOペイメントゲートウェイに入社。2016年、子会社の執行役員 経営企画室長に就任し、2020年の上場を経験。 早稲田大学MBA在学中にコーチングに出会い、翌年メタメンターを設立。 現在は、ICF認定PCCコーチとして、事業承継に関わる経営者・後継者向けコーチングを行うほか、コーチ・カウンセラー向けのウェルビーイング診断やCRMサービスの開発にも取り組む。元ICFジャパン運営委員。