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記事掲載日:2025年3月28日 
最終更新日:2025年3月28日

支援に集中するために、管理は仕組みに任せる ──コーチ・内田啓介が語るMetaMentor活用のリアル

「あの時、コーチングを知っていたら…」という想いから

「中間管理職って、ほんとうにしんどいんです。」

そう話すのは、営業職としてBtoB領域で長くキャリアを積み重ねてきた内田啓介さんです。

コーチングスクールの「コーチ・エィ アカデミア」で学び、社内メンバーへのコーチングを継続しながら、独立に向けた準備も進めています。

営業からコーチへと視点が移ったきっかけには、自身の中間管理職としての経験がありました。

「プレイヤーだった頃よりも、中間管理職のほうが圧倒的に大変でした。業務の幅も深さも広がって、関係者も増える。責任も重くなるし、誰にも相談できない孤独感もありました。

いま思うのは、“あの時コーチングを知っていたら、もっと違うやり方ができたかもしれない”ということです。」

当時の実感が、いまの支援の方向性につながっているそうです。

中間管理職の支援は、社会全体への支援にもつながる

内田さんがコーチングの対象として大切にしているのは、「中間管理職」というポジションです。

その背景には、仕事だけではなく、家庭や社会とのつながりを意識する視点があります。

──中間管理職を対象とされているのは何か背景があるのですか?

「最近、小中高生の自殺者数が過去最多になったというニュースを見ました。自分も子どもがいるので、すごく胸が痛くなって。社会として何かしなければいけないと、強く感じました。」

内田さんは、中間管理職世代がちょうど子育て世代でもあることに注目しています。

「仕事が充実していて、自己肯定感を持てていたら、それはきっと家庭にも伝わると思うんです。直接子どもたちを支援するのは難しくても、親世代のメンタルが整っていれば、間接的に子どもの命を守ることにもつながるかもしれない。そういう意識を持っています。」

支援する相手は目の前の大人たち。けれど、その向こう側には、家庭や社会を見据えていました。

「チャレンジ」は、自分にとって自然な選択

現在は企業勤めを続けながら、近い将来の独立に向けた準備も進めており、いわゆる“安定”を手放す選択ですが、本人にとってはそれほど大げさなことではなかったようです。

──独立という選択に迷いはありませんでしたか?

「自分にとって“チャレンジ”って、ごく自然なことなんです。

昔から、“やりたいと思ったらやってみよう”という感覚で動いてきた気がします。」

家族にもその想いを伝えたところ、応援してくれたといいます。

「だから“決意”というより、“納得して選んだ”という感じなんです。

無理してる感じは全然なくて、自分の中ではふつうの選択でした。」

過度に意気込むことなく、淡々と、けれど確かな足取りで道を切り拓いている印象です。

見過ごされがちな「役職定年後」のケアにも目を向ける

現在は社内の3名に対して、月1回ペースでコーチングを提供しています。

そのなかには、役職定年後の社員も含まれています。

──社内コーチングでは、役職定年を迎えた方も対象にされているんですね。

「役職を離れて、現場プレイヤーとして戻る方って、モチベーションの持ち方が難しかったりするんです。

周囲からどう見られているのかが気になって、リセットの機会もないまま働き続けている。そんな方が意外と多いと感じます。」

これからの時代、定年後も働き続けるのが当たり前になっていきます。

そうなると、“定年後のセカンドキャリア”にも新たな意味が生まれるといいます。

「後半の人生にどう向き合うかって、本当はすごく大事なことだと思っていて。コーチングがそのきっかけになるなら、意味のあることだと感じています。」

「記録に追われるより、対話に集中したい」

社内でのコーチングが定期的になっていくなかで、内田さんが感じていた課題がありました。

それは、クライアント情報やセッションの記録管理です。

──セッションが増えていく中で、記録の管理はどのようにされていたのでしょうか?

「最初はノートに手書きしていて、セッションの前に前回の内容を思い出すのに何ページもめくっていました。

“あの人、どんな話してたっけ”と探す時間が毎回10分以上かかっていて。

正直、効率が悪いなと感じていたんです。」

他の方法として、Excelやスプレッドシートなども検討しましたが、しっくりこなかったそうです。

「自分で構造を作らないといけない仕組みだと、どうしても管理に時間を取られてしまうんですよね。

それよりも、クライアントと向き合う時間に集中したいと思っていました。」

MetaMentorは、「関係性の質」を守る存在

そうしたタイミングで出会ったのが、MetaMentorでした。

──MetaMentorの導入後、どのような変化がありましたか?

「過去のセッションメモをすぐ見返せたり、クライアントの一覧がひと目で把握できるのがすごく助かっています。

いまはタグで会社名や役職などを分けて整理しています。必要な情報にすぐアクセスできるので、ストレスがないです。」

何より感じているのは、記録管理に時間を使わなくなったことで、関係性の質が保たれるようになったことだといいます。

セッション前に1分だけでも振り返りができると、その人の文脈が戻ってくるんですよね。

“あの人、こんなテーマで悩んでいたな”と自然に思い出せて、初めから深い話がしやすくなる。

MetaMentorがあることで、対話の質を保てている実感があります。」

自分らしく支援を続けるために、環境も大切にしたい

──MetaMentorのようなツールは、どんな人におすすめしたいですか?

個人で活動しているコーチやカウンセラー、セラピストの方にすごく向いていると思います。

クライアントとの記録や振り返りって、支援の質に直結するので。」

今後のアップデートにも期待しています。

「特にスケジュールまわりが整ってくると、さらにありがたいですね。

クライアントと確実につながるための仕組みがあるだけで、安心感が全然違う。

自分らしく支援を続けていくうえで、環境はすごく大事だと思っています。」

編集後記:やさしさを土台に、人を支える

「営業もコーチングも、“対話”を通じて人を支える仕事なんです。」

そう語る内田さんのスタンスは、実直で自然体です。

サービスを無理にすすめることはなく、「無料でできる方法もありますよ」と伝えることもあるそうです。

それでも、記録を残し、振り返る仕組みがあることで、支援の質が変わることを実感しています。

MetaMentorは、そんな姿勢に寄り添う“仕組み”として、静かにそばにある存在です。

人に向き合う仕事には、気持ちも、技術も、そして環境も必要になります。

その土台が整っていくことで、支援のあり方そのものが、もっと自然に、自分らしいものへと変わっていくのかもしれません

記事監修

代表取締役社長 小泉 領雄南

2011年にGMOペイメントゲートウェイ入社。2016年にGMOフィナンシャルゲート執行役員に就任し、2020年に上場。2021年、早稲田MBA在学中にコーチングに出会い、翌年メタメンター設立。2023年に国際コーチング連盟日本支部運営委員に就任。

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